AIニュースまとめ
今回のテーマは、OpenAIのRecord Modeです。AIに言葉で指示するだけでなく、人間の操作や説明を記録し、ワークフローとして再利用する方向が見えてきています。
Record Modeは作業の記録からAI活用を始める機能
Record Modeでは、会議、説明、画面操作、作業手順のような情報を記録し、ChatGPTが理解しやすい形に変換する用途が紹介されています。
従来のAI活用は、ユーザーがプロンプトで全部説明する必要がありました。
Record Modeの方向性は、ユーザーがやっている作業をAIに見せ、そこから手順化することです。
Mac中心のワークフローとして紹介
ソースでは、Macでの利用や、権限、録音、作業内容の取り扱いが話題になっています。
記録系の機能は便利ですが、同時に機密情報や個人情報を含みやすい領域です。
どの会議を記録するか、どの画面を見せるか、どの情報を残すかを決めておく必要があります。
Skillや手順書への展開が見えてくる
Record Modeで作業手順を集められると、それをAI用のSkill、手順書、チェックリストに変換しやすくなります。
毎回人間が説明していた業務を、AIが再利用できる形に整えることができます。
これは、AI活用が単発の質問から、業務プレイブック化へ進む流れです。
5つの使い方として、会議、手順化、営業、教育、開発が近い
Everyday AIでは、Record Modeの使い道として、会議メモ、操作手順の記録、営業や顧客対応の振り返り、教育コンテンツ、開発ワークフローの記録のような方向が紹介されています。
共通点は、人間がやっている暗黙の作業を、AIが再利用できる形に変換することです。
AIに任せる前に、人間の作業を観察可能にする機能として見ると分かりやすいです。
僕の見方
これはプロンプト作成ではなく、業務の録画です
Record Modeで僕が重要だと思うのは、AIにうまく指示する能力より、仕事を見せる能力が大事になってくることです。
今までは、頭の中にある手順を全部言語化してAIに渡す必要がありました。
でも実際の業務は、画面を見て、判断して、例外処理して、また確認する。この暗黙の流れを記録できるなら、AI導入の入口が変わります。
私なら低リスク業務を1つ記録します
最初に記録するなら、顧客情報や機密が少ない定型業務がいいです。
たとえば、ニュースレター作成、公開情報のリサーチ、ブログ下書き、スプレッドシートの整形、社内資料の要約です。
1回記録して終わりではなく、記録した内容からチェックリスト、AIプロンプト、Skill、レビュー基準を作る。そこまでやって初めて資産になります。
AI活用の指標が変わります
これからは、何回AIに質問したかより、いくつの業務手順をAIが再利用できる形にしたかが重要になると思います。
つまり、AI導入の成果物はチャット履歴ではなく、プレイブックです。
今日の結論
今日の結論は、Record Modeは便利な録音機能ではなく、人間の暗黙業務をAI用プレイブックに変える入口だということです。
このページはEveryday AIの公開エピソードをもとに、日本語の要約とRyan視点の考察を分離して編集しています。原文・配信元はこちらです。
https://www.youreverydayai.com/ep-805-codex-record-and-replay-how-to-teach-an-agent-once-your-most-time-consuming-workflows/